固定電話の加入者数

固定電話の加入者数

携帯電話に押され気味の固定電話。
しかし、通信の信頼性や音質などの面からまだまだ社会的存在感の大きな固定電話。
日本で最初に電話が開通したのは1890年に遡り(さかのぼり)、その区間は東京と横浜の間でした。
この1890年当時、電話の加入者数は東京で155人、横浜で42人の合計197名であり、200人に満たない現在では考えられないほど少ない人数でした。

その後、1941年(太平洋戦争開戦時)には固定電話は富裕層や商店経営者を中心に急速に普及し、その加入者数は100万人(108万台)を突破しました。
そして、1945年の太平洋終戦時には通信インフラが破壊されたことにより、固定電話の台数は約46万8千台に激減してしまいました。
その後、朝鮮特需や経済復興に伴い、固定電話の加入者数は急速に増加し、1950年(太平洋終戦の5年後)には160万台に達しました。
日本の経済復興も順調に進み、1964年には東京オリンピックが開催されるなど、その歩みはますます順調に進展しました。
それに伴い固定電話の需要も旺盛となり、1960年後半から1970年代にかけて、固定電話は全国の一般家庭にも広く普及するようになりました。
現在はIT時代を背景にインターネットを利用したIP電話や、その利便性から人気の携帯電話の陰に隠れてしまったような固定電話ですが、前述のようにその信頼性などから、通信方式の主役であり続けると思われます。

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